斜面防災/落石防護工

LDB-500(Low Deflection Barrier)

概 要
落石エネルギーを最大500kJまで吸収でき、かつ落石衝突時の柵変形量が小さい支柱強化型落石防護工です。柵変形量は、2.0m以下(実物大実験では、1.34m)であることから、道路脇や鉄道の線路脇などの狭隘な箇所で最も効果を発揮します。
用 途
設置箇所が狭隘な箇所での落石対策
道路脇および線路脇での落石対策
特 徴
柵変形量が2.0m以下であるため、建築限界を侵しません。
上弦材と支柱を剛結合することによって、小変形(Low Deflection)を実現しています。
防護柵性能は、実物大実験で検証しました。
鋼材の曲げ変形を利用した衝撃力吸収部材(Uブレーキ)やH鋼と鋼管を組み合わせた高靭性・高耐力の支柱などをバランスよく配置することで落石エネルギーを吸収します。
一定スパン毎で独立した構造となっているため、限られた範囲での維持・修繕が可能です。
擁壁上または地山に直接設置することができます。
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