赤外線サーモグラフィ

使用用途
●コンクリート構造物内部の空隙や漏水などの損傷を温度差によって視覚的に確認します。
使用機器
●testo 875-1i(testo社製)
サーモグラフィは、測定対象物から放射される赤外線を検知し、熱画像として視覚的に確認できます。testo 875-1iは独自の超高画質技術と高分解能・広い温度測定範囲により、コンクリート構造物の内部の小さな対象の温度もより正確に調査できます。また、デジタルカメラを内蔵しており、熱画像と可視画像を重ね合わせて見ることができます。
  • testo875-1i
  • スティックスキャナ(SS-3)
    サーモグラフィー撮影例

超音波測定

使用用途
●超音波を用いて、各種コンクリート構造物のひび割れ深さや音速測定によるコンクリートの強度推定を行います。
使用機器
●エルソニックESI/P10(東横エルメス株式会社製)
・ひび割れ深さの測定 超音波センサーをひび割れを挟んで等間隔に当て、ひび割れを中心として、センサーの間隔を離していきます。ひび割れとセンサーの間隔がひび割れ深さと等しくなったところで超音波センサーが反応するので、センサー反応位置からひび割れまでの間隔をスケールで測定し、ひび割れの深さを求めます。
  • エルソニックESI/P10
    (東横エルメス株式会社製)
・音速測定によるコンクリートの強度推定 (独)土木研究所の非破壊試験(超音波方法)に則って、コンクリート構造物を一切傷つけず構造体コンクリートの強度を把握します。発振子により発振した超音波が受振子に到達するまでの時間差を求め、伝播速度を時間差で割ることによりコンクリートの伝播速度を算出し、コンクリート強度を推定します。
  • コンクリート強度推定
    解析データシート
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