鉄筋探査

使用用途
●コンクリートアンカー工事 ●コア抜き工事 ●電気設備工事 ●コンクリート建造物改修工事 ●コンクリート建造物調査診断 ●コンクリート橋梁完成検査
使用機器
●RCレーダー、Xスキャンシステム、ストラクチャスキャン(電磁波レーダー法)
探査機からコンクリート内部に向けて電磁波を放射し、コンクリートと埋設物(鉄筋や空洞)の誘電率の違いから異なる反射波が探査機に返されます。その反射波から得られたデータを解析して、埋設物と深さを測定します。
・RCレーダー 世界初のスマートフォンディスプレイ採用により、通信機能を活かした探査データの共有が可能です。コンパクトな形状で狭い場所にも対応しており、延長操作棒を装着すること高い場所の探査も簡便になるなど作業効率が向上します。
  • NJJ-200(日本無線㈱製)
  • 解析データ
  • 狭い場所にも対応可能
  • 延長操作棒装着で
    高い場所の探査も
・Xスキャンシステム 複層配置の埋設物を3Dで表示できる非破壊探査機であり、従来の探査機では困難であったコンクリート中の複層配置での鉄筋や埋設管、空洞などの探査が可能です。探査データは2D及び3Dで表示されるため特別な解析作業は必要なく、現場で迅速に深さ300mmまでの埋設物を把握できます。
  • PS1000(HILTI社製)
  • 解析データ
・ストラクチャスキャン コンクリート構造物内の状況を垂直断面画像及び3D画像で確認することができ、鉄筋位置やかぶり厚さもリアルタイムで装置本体画面に表示され、調査・判定作業が容易になります。また、非破壊検査であるため、短時間に広範囲を探査・測定できます。
●フェロスキャンシステム(電磁誘導法)
探査機中のコイルに交流電流を流すことで発生する磁界に鉄筋等の磁性体が存在すると、磁場の変化により起電力が生じます。その起電力の強弱を感知し鉄筋位置を推定します。また、磁界の振幅の変化を読み取って鉄筋径を推定します。
・フェロスキャンシステム
  • PS200(HILTI社製)
  • クイックスキャンデータ
  • イメージスキャンデータ
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